「エコー装置を導入したのに、思ったより使えていない」——そんなお悩みを抱えるクリニックは少なくありません。せっかく設備投資をしたのに、装置が眠ったままになっている状態は、経営の視点からも見過ごせない課題です。今回は「稼働率」という視点から、この問題を整理します。
装置はある、でも使えていない
超音波検査の装置そのものは、決して安い買い物ではありません。それにもかかわらず、「検査ができる人がいない」「検査の依頼はあるが対応しきれない」といった理由で、装置が十分に活用されていないケースは珍しくありません。設備投資をした以上、その価値を引き出せているかどうかは、経営上も気になるポイントのはずです。
稼働しない3つの理由
- 検査できる人がいない:技師が不在、あるいは常勤の技師を雇うほどの件数が見込めない
- 検査できる範囲が限られる:担当者の専門性によって、対応できる検査部位に偏りが出る
- 依頼はあるが対応しきれない:忙しい診療の合間に検査の時間を確保しづらい
たとえば、こんなことがありました。あるクリニックでは、院長先生ご自身が診察の合間にエコーを操作されていました。診察の合間ですから、確保できる時間は限られます。撮れる部位も、院長先生が対応される範囲にとどまっていました。装置はあるのに、その能力を出しきれていない状態です。
検査をご依頼いただいてからは、私たちが週に2〜3回お伺いし、1日に10数件、超音波で検査できる部位であれば幅広く対応しています。院長先生が診察の合間に検査を抱える必要は、なくなりました。装置はそのままで、変えたのは体制だけです。
稼働率が上がると何が変わるか
装置の稼働率が上がるということは、単に「検査件数が増える」だけでなく、設備投資の回収が進むことでもあります。また、院内で検査が完結する範囲が広がれば、外部の医療機関へ紹介する患者さんの数を減らせる可能性もあり、患者さんにとっても、通い慣れたクリニックで検査を受けられるという安心感につながります。
委託という解決策
常勤の技師を雇うほどの件数が見込めない場合でも、委託という選択肢を使えば、既にある装置を活かしながら検査体制を整えることができます。委託の費用感も含めて、装置を「使える状態」に近づける具体的な方法のひとつです。
現在は10件以上のクリニック様で定期的に検査を担当しており、最短3日での対応も可能です。装置はあるものの活かしきれていない、というご相談も少なくありません。
おわりに
エコー装置は、稼働してこそ価値を発揮します。「装置はあるのに、活かしきれていない」とお感じの先生は、委託という選択肢も含めて、お気軽にご相談ください。